こんにちは。チャクラのママです。重症心身障がい児の放デイ看護師で、【発達障害児支援士】として働いています。そして、自閉症スペクトラム、知的障害、DCD(発達性協調運動障害)の小3長男チャクラと、次男ちゅんころぴー、夫と4人暮らしです。小3の長男は公立小学校の特別支援学級、知的障害級に通っています。
今日は、「何度も同じことを聞く子」、その原因とアプローチ方法をお教えします!!
まずは原因を探ろう!!
シチュエーション① 「公園行く?」
公園行く?
あとで行こうね
公園行く?
こんな状況、ありませんか?わが家はよくありました~!!!
こういうときは、まずは子どもの気持ちを考えてみましょう!!!
わが家のチャクラは公園大好き!!
質問の答えを聞きたいというよりは、「行こうね」、「楽しみだね」など、その子が期待する答えを聞きたいのかもしれません。会話のやりとりを楽しんでいるんですね!!!
コミュニケーションを取りたい気持ちの表れかもしれません。
シチュエーション② 「耳鼻科行く?」
耳鼻科行く?
あとで行くよ
耳鼻科行く?
こういうときも、まずは子どもの気持ちを考えてみましょう!!!
チャクラは耳鼻科が苦手でした。そのため、不安を解消するために何度も聞いているのかもしれません。
苦手な場所にいつ連れていかれるかわからない…。そう考えると、大人も不安ですよね…。
特性のある子は、見通しがつくと落ち着くことが多いです。こういうときは、
「3時になったら行こうね」、「長い針が12になったら出発だよ」など、子どもが見やすく、わかりやすく、いつでも確認できる形で、見通しを伝えてあげられるといいかもしれません。
このように、同じことを何度も聞く2つのシチュエーションでも、原因が全く違うことがわかります。
なので、何度も言いますが、まずは
子どもの気持ちを考えてみましょう!!!
何度も聞かれてイライラ…。そんな時のアプローチ方法は
楽しみなのも不安なのもわかるけど、それにしたって何度も聞かれるとイライラする…。
そう思ったりしませんか?少なくとも、私はイライラしますw
そして、毎回質問に丁寧に答えていると、『自分が納得するまで、納得する答えが返ってくるまで、聞いていい』と誤学習するかも…
イライラさせられ、挙句間違った学習をされるなんて、負のスパイラルでしかありません…。
そういうときは、質問の回数を決めてみましょう!!!
これなーに?
掃除機だよ。あと1回ね
これなーに?
掃除機だよ。はい、おしまい。あっちで遊ぼうか
というように、すっぱり切り上げるのもオススメです。
こういうルールは家と園、学校などで統一するのが重要です!!
また、何度も同じ返事をするのも疲れますよね。そんなときは、会話を広げる工夫もオススメです。
これなーに?
救急車だよ
これなーに?
これなんだっけ?白い車で、赤く光るところがあるね。タイヤは何色かな?
こういうやり取りを続けていくと、どんどん会話も広がっていくようになってきますよ!
いかがでしょうか?みなさんの子どもとのかかわりが少しでも楽しくなりますように!!